ニュージーランドは危険な害獣(蛇など)がいないから安全と言われていますが、
注意しなければいけない生き物がいないわけではありません!
それは、蜘蛛です!!!
保健省は特に3種類の危険な蜘蛛をウェブに掲示して、注意勧告をしてます。
1匹めはKatipo Spider です。
彼らはニュージーランド固有種の毒蜘蛛で、海岸近くに生息しています。
体長は0.8mmほどです。
噛まれると広範囲に痛みが広がり、それが数時間続きます。
人によっては発汗、腹部の痙攣、呼吸困難なども併発することがあります。
すぐに病院に行って治療を受けることが大切です。
しかし、このKatipo Spidersは絶滅危惧種なので
出会うこと自体がとても稀です
2匹目は Redback Spiders です。
*日本語名はセアカゴケグモ
オーストラリアからの外来種の毒蜘蛛です。
数自体は多くないのですが、生息域がKatipo Spiders よりも広く
私達の家の周りに出没する可能性もあります。
全長は1cm前後で、毒を持っているのはメスのみ
見た目の特徴としては下腹部に赤い砂時計のような模様があることです。
噛まれると激しい痛みを感じた後に腫れ、筋肉や関節への痛み、
また心拍数が上がる、血圧が上がる等の症状が出ます。
オーストラリアでは
死亡例もあるほどなので気をつけて下さい。
とは言ったものの、本来はおとなしい蜘蛛なので
素手で刺激などを与えなければ
噛まれる心配はほぼありません!
3匹目は White-tailed Spidersです。
見た目の特徴はお尻の部分が白くなっていることです。
体長は12~18mm程です。
彼らもオーストラリアからの外来毒蜘蛛なのですが
この毒は人間に害は無いです。
噛まれても1時間ほどで痛みは引くそうです。
だからといって噛まれても放って置いていいという意味ではありません。
彼らが好む食料はバクテリアなどが繁殖している虫や小動物の死骸なので
どんな細菌を持ち合わせているか見当が付きません!
どの場合でも噛まれたら病院に行くことをオススメします。
また、保健省は病院での対応を迅速に行なうために
出来るだけ噛んできた蜘蛛を捕獲して持ってくる
ことを要請しています。
そんなの無理だよ!!
と言いたくなる気持ちも分かりますが、
打つ血清を間違えてしまうと効果が無いので
無理はしない程度に格闘していただけたらと思います。
冬の時期は暖かい場所に身を潜めたがるので、
家の中に出没する可能性が
高くなります!!
皆さんも気をつけて過ごして下さいね!
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